林研グループの研究発表

「平成25年度近畿ブロック林業グループコンクール」
1. 平成25年8月22日(木)、三重県津市で、近畿ブロック林業グループコンクールがあり、兵庫県代表として、加美林業研究クラブも出場しました。

全6名の各県代表だけあって、それぞれが参考になるすばらしい発表でした。

審査員の方も優劣を付けがたいのではと感じながら、結果発表を待ちました。
それぞれのクラブの講評の後、加美林業研究クラブが最優秀賞と発表され、一同から、拍手を頂きました。









加美林業研究クラブは、平成19年が最初で、今回が3度目の近畿地区大会最優秀賞を獲得し、3度目の全国大会に出場します。

全国大会は、平成26年2月18日(火)と19日(水)に、東京のオリンピック記念青少年総合センターで行われます。


2.   今回のコンクールで発表した要旨を記載します。

木材は、外国産や集成材等で長年原木価格の低迷が続き、メンバーも、この頃では、諦め状態となり、何とか克服できないかと会員が集まって話し合っているうちに、木材の強度を調べて、今使用されている外国産の構造材が、わが町にあるヒノキ材に置き換えることが出来ればと言う思いから始まりました。

輪が阿智のヒノキは昔からよく手入れされ、工務店の大工さん達からは、「ここの材は色合いも良く加工もしやすく、香りも特によい」とよく聞く事から、材の強度試験を皆でしてみる事にしました。

加東農林振興事務所森林林業課の指導を受けながら、県立森林林業技術センターで破断試験を行い、強度を調べた結果、強度は非常に強く、構造材として使用できることを知りました。

今回開発された、簡易強度測定ソフトでは、ノートパソコン、体重計、マイクとハンマーを使用し、場所を選ばずに簡単に強度を調べることが出来るため、材それぞれの強度表示をして販売することが出来ます。

我がクラブ会員は消費者に木材を使うことが環境に貢献する消費活動であることの理解を求めて、二酸化炭素回収コスト(CO2−12,704円/t)を乗じたものを反映させ、

              スギ価格は、 7,358円/立方メートル
              ヒノキ価格は、9,291円/立方メートル

を市場に左右されない固定価格として理解を求めて、加美産の材のブランド化を目指します。
3. 材のサンプルの収集、強度試験、強度の結果の詳細は省略しましたが、平成26年2月18日の東京での全国大会にはスクリーンで表示しながら、詳細に発表いたします。

4. 加美林業研究クラブについて、多可町の運営する多可テレビの放送が平成25年11月18日にありましたので、載せておきます。