研 修 会
その3

岐阜県中津川市加子母で現地研修と施設見学
1. 平成20年9月7日(日)、朝7時発、最終山寄上を7時20分過ぎにマイクロバスで出発。参加者は9名。

国道427号、483号、舞鶴若狭自動車道春日IC、中国道、名神高速、中央自動車道恵那ICを経て国道257号線城山大橋から恵那峡を見ながら、旧加子母町へ行きました。到着時間は午後2時。片道約7時間です。


2. 株式会社 中島工務店の中島紀于社長を講師として、午後2時半よりまずは、十分に手入れされてきたと分かる森林に案内していただきました。


東濃ひのきの複層林(41年生)




東濃ひのき(100年生)





3. 続いて、加子母町森林組合の貯木場です。











こちらは川を挟んだ国道側にある原木市場です。


この木で85年物ぐらいです。





4. 中島工務店の乾燥用倉庫です。








昭和31年5月製造ですね。動くらしいですよ。



5. 合併する前に建築された市福祉センターです。老人デイサービス、老人ショートステイ、社会福祉協議会が入っています。他に児童福祉施設としても使われているようです。
設計は安藤忠雄となっています。どうも有名な設計家は、無駄な設計をするようで、土地の有効利用が出来ていないのと、使い勝手が悪そうです。
しかも、5億円の設計で実質6億円かかってしまい、中島工務店さんは1億円の損だったとか。。。


建物の軸組みの模型です。



6. こちらは、総工費30億円をかけた加子母小学校です。合併前に立てたようです。







7. 天然記念物の加子母の杉です。樹齢千数百年と言い伝えられています。






8. この後、現在建築中の個人の豪邸に案内されました。坪単価100万円、建坪100坪です。既に6時を過ぎ周囲は暗くなっていて写真を撮れませんでした。

そして、中島社長の経営する民宿「山正」に宿泊。温泉水のお風呂とバーベキューを頂きました。
その際、加子母の林業研究クラブと交流会をしました。

翌朝の写真で、少し逆光です。


9. 翌朝、民宿の部屋から水車が見えたので写真を撮らせていただきました。


8時出発で(有)マルワイ製材所を見学させていただきました。
丸太が製材されていく様子を見るのが初めてだったのでいい勉強になりました。










10. 先程の製材所の近くに建築中の建物がありましたので中を見学させていただきました。




11. (有)丸キ製材所を見学させていただきました。


12. その後、「協同組合 東濃ひのきの家 木の何でも市場」を見学。


13. 次はプレカット工場です。補助金を使って建設されましたが、稼動後16年経過しています。


暗くてよく分からないかなー。


あっという間に、プログラムどおりにカットされます。


よく見ると、どこに刺さるのかの印を入れてあります。横物は杉が使われています。



複雑な加工があるらしく、大工さんの手作業も結構あるようです。

14. 集成材工場を見学。丸柱も出来るんですね。







これ以外にも見学したのですが、写真を撮っていませんので、ここまでとします。

15. かしも産直市を見学しました。農家の方が作られた野菜の直売と近隣地区で作られる加工食品等の販売、そして、木に関するショールームがありました。



中島工務店の中島社長には大変お世話になりました。その他見学させていただいた製材所や市場の方々、お忙しい中、有難うございました。

16. 今回の研修で感じたことを箇条書きにして見ます。
1.木をキチンと管理して育てていく。
 (1)自分で管理している人もあった。
 (2)中島工務店等に依頼している人もあった。

2.木を売る方法を考えなければ。
 (1)家の材料として売り込む方法を考える。
 (2)家の材料とならないような木があるが、それをどう売るか。
 (3)プレカット工法は、「家を建てる場所に運んで行って後は組み立てるだけ」というもので、従来工法(大工さんが角材を刻んでいく)よりは安く家を供給することが出来る。
 (4)地産地消だけでは、成長していく木の早さに追いつけない。

3.加子母は、中島工務店が中心となって販売先を確保し、山持さん・素材生産業・製材所・プレカット工場・大工・左官・設備業・瓦拭業等の建築にかかわる職業の人たちを結び付けているという感じがした。

17. おまけ。恵那峡です。(帰りのバスの中から)